EPUB3.0日本語組版要望表
「EPUB3.0日本語組版要望表」を公開します
                            2012.06.21

 昨年10月に国際的に承認された電子書籍フォーマットEPUB3は、世界的な標準フォーマットとして動き始めました。また、縦書きなどの日本語の表現も実現できることで、国内においても新しいフォーマットとして注目され、実用化への動きも進みつつあります。
 当協会では、EPUB3に対する調査を目的に、昨年暮にワーキンググループ(EPUBビューア検証チーム)を立ち上げました。このチームの活動の過程で、EPUB3には日本語の組版表現上足りていない点があることや、コンテンツの見え方を決定するビューア側の仕様によっても意図どおりに表示できない等の可能性があることが判ってまいりました。
 こうした状況を受け、当協会では会員社に対し、「EPUBビューア組版項目の優先順位」に関するアンケートを実施、EPUBビューア上で出版社が必要とする日本語組版の要素項目を詳しく調査することといたしました。

 具体的には、会員各社において@これが実装されないと既存の電子書籍の配信ができないもの、A今後制作予定の電子書籍づくりに支障をきたすもの、B将来的には必要となるもの、C現時点ではどちらでもよいもの、のいずれかを選択回答し、各社の回答を@4点A3点B2点のように点数化、最終的には会員41社全ての回答を会員社の要望として集計・集約いたしました。
 このたび、この集計結果を「EPUB3.0日本語組版要望表」としてまとめ、より汎用性の高いEPUB3を普及することを目的に公表いたします。要望表の設問項目中に用いられている組版項目の内容や実例を説明した「組版表現説明書」も付しておりますので、併せてご覧ください。

 この要望表は、現時点での出版社の要望をまとめたものとして、日本語EPUBに関わる関係者の皆様にぜひご覧いただきたく存じます。とりわけEPUB3の電子書籍コンテンツサービスやビューア設計・仕様の決定をされる際には、ぜひともご配慮をいただければ幸いです。

 当協会では、電子書籍のフォーマットとしてEPUB3が普及する上で、出版社の配信するコンテンツの見え方が損なわれないための活動を、今後とも積極的に推進していく所存です。


■組版表現説明書:組版表現説明書

■EPUB3.0日本語組版要望書:EPUB3.0日本語組版要望書










▲トップページへ
© 日本電子書籍出版社協会